せどりで最も重要なことは商品の仕入れだが、販売先、価格設定も同じように重要である。Amazon、ヤフオク!、メルカリ、ラクマ、何れも個人がネットで販売するときにお奨めできるサイトである。
せどり初心者におすすめ!メルカリをおすすめする理由
メルカリの特長
フリマアプリの雄、メルカリは仕入れ先にも販売先にもなる便利なツールである。テンプレートがしっかりしているため、商品を販売しようとする手順もお手軽で簡単。
初心者が商品を売ろうとするとき、最も簡単に集客できるツールの一つである。
メルカリでは匿名配送の制度があるため、物販では通常避けられない連絡先を公開しなくてもよいことも初心者にとってはありがたい。
メルカリと他の販売先との比較
メルカリ vs Amazon
販売先としてのAmazonのスペックは非常に高い。先にせどりを始めるプロセスとして、以下の手順を挙げたが、
- やり方を学ぶ
- 小さく試してみる
- 最適な状況を探りながら規模を拡大する
- ルーティーン部分の外注を考える
④の外注を始めるうえで、AmazonのFBAは、秀逸である。
この記事では冒頭でメルカリを推したが、あなたがせどりである程度成功したという実績を積んだのなら、販売先をAmazonへ移行することも検討されたい。
つまり、Amazonはせどり中級者~上級者に対して最もお奨めする販売先である。
メルカリがAmazonと比較して秀でている点は、以下の3点である。
- 販売の手順が簡単
- 料金体系が分かりやすい
(手数料が10%と安い。固定費不要。口座への出金には200円必要)
- 匿名での取引可能
とりあえず、1点を仕入れて販売するという段階では、手続きが簡単であることは大きなメリットである。
メルカリの出品手順
- メルカリを起動して「出品」ボタンをタップ
- スマホのカメラで商品を撮影
- 商品の情報を入力(テンプレが用意される商品もあり)して「出品する」ボタンをタップ
これだけである( ・´ー・`)
あとは商品を売れるのを待つだけ。
商品が売れたら通知が届くので梱包・発送して「発送通知」を送り、購入者が受け取り評価をしたら評価を返す。これで取引完了。あとは売上金が反映されたか確認すればよい。
AmazonだとFBAを使えば、在庫管理・商品の発送を委託することができるが、手数料が高い。商品の在庫が数えるほどであれば、利用するまでもない。
メルカリ vs ヤフオク!
ヤフオク!は日本における個人間売買の先駆的役割を果たしたツールであり、現在もニーズは高い。ただし、商品販売のハードルは後発のメルカリの方が低い。利用している層がヤフオク!が40代以上が中心であるのに比べ、メルカリは20代、30代の利用も多い。PC世代とスマホ世代の差がそのまま操作性の差になっているといえるだろう。
- 販売の手順が簡単
- 価格設定が分かりやすい、早く売れる
(出品後の変更も何度も可能)
- お金のやりとりはメルカリが仲介
- 匿名での取引可能
メルカリがヤフオク!に比べすべての面で優れているわけではない。
2つ目の早く売れるというのはヤフオク!はオークション形式のため、終了時間まで待つことが一般的であるということである。
メルカリなら、最初のお客さんに販売して完結するため、それこそ1~2日で売れる。ヤフオク!にも即決価格というものがあるため同じような取引は可能であるが、オークションなら、出品者が想像していない高額で落札されることもあるためヤフオク!を利用するなら是非オークションを活用して欲しい。
出品までの手続きは、メルカリの方が圧倒的に簡単である。ヤフオク!は、商品情報や写真など登録を詳細に行う必要がある。メルカリと比較すると手間がかかるのは事実である。
あとはお金のやりとりが個人間になるため、匿名での取引は事実上困難である。メルカリはお金のやりとりはメルカリが責任をもって仲介してくれる。匿名取引が可能な理由である。
せどりをお試しで始めるときは自分の個人情報の管理が気になる方が大半であろう。匿名での取引可能なメルカリは初心者にお奨めできるツールである。
メルカリ vs ラクマ
ラクマはメルカリと同じいわゆるフリマアプリである。個人間の売買で利用者も多い。手数料もメルカリ10%と比較してラクマは6.6%。スペックとしてはむしろメルカリよりも秀でているアプリであり、楽天グループの運営である。
ところで、メルカリがラクマと比較して秀でている点は次の2つである。
1つ目の操作が簡単というのは例えば出品時に商品の写真を撮ると、メルカリはそれだけで商品軌跡をして商品名やカテゴリーを認識することも多い。ホント、要領よくやればわずか15秒で出品可能である。
2つ目の売れ行きについてはフリマアプリでもっとも重要なことである。この理由を最も端的に表しているのが、メルカリとラクマの利用者数の違いであろう。
視聴行動分析サービスを提供する
ニールセン デジタル株式会社が公開した2019年4月時点のデータによるとECサイトの利用者数は以下のように推移している。
グラフからは次の2つの大きな傾向を読み取ることができる。
- 現状、Amazon・楽天市場のようなECサイトに比べ、フリマアプリの利用者は半数に満たないが利用者の伸び率はAmazon・楽天市場よりも高い。
- メルカリの利用者はラクマの利用者の約2倍である。
利用者が多いから売れ行きも良いのであろう。実際、メルカリ利用者の口コミには、出品したらすぐ売れたという感想も多い。初めてせどりを行う人にとって早く売れるということは非常に重要な要素である。例えそれが微々たる利益であっても小さな成功の積み重ねが大きな成功につながることは間違いない。
しかし、ラクマも伸び率ではわずかにメルカリを上回っている。今後の発展状況によってはメルカリを抜く日もくるかもしれない。手数料自体はメルカリより安くメルカリと併用しているユーザーも多い。今後、注目していきたいツールの一つである。
メルカリの利用の方法
メルカリ登録なら紹介コードで500円分のポイント獲得
メルカリで商品を販売したいと思ったら、まずはメルカリ登録。
メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済
Mercari, Inc.無料posted withアプリーチ
登録時に紹介コードを入力すると500円分のポイントをもらうことができる。登録時のみのサービスのため、忘れずに入力しよう。
なお、紹介コードを欲しいという方は、私が紹介するのでメールでメルカリ紹介コード希望と送って欲しい。なるべく早く返信するのでよろしく。
タクト部長へのメールは✉ Mailから。
出品時の悩みどころは価格設定
メルカリなら誰でも簡単に出品が可能。唯一、難しいのが価格設定である。価格は、商品の状態や売れ行きによって決まるべきものだが、新品せどりなら商品の状態については悩むところがない。売れ行きについては、モノレートで確認する。最近一か月間で売れている価格を参考にすればよい。基本的には、他店と売れている価格と同じ金額で問題ない。ただし、販売元が個人であるということは買い手にとって不安の理由になるのも事実。気持ち、安くしてみてもよいだろう。
せどりで一番難しいのは何といっても仕入れの商品を見つけること。良い商品を仕入れることができれば販売については、商品自体の魅力で売れるものである。集客についてもメルカリで出品すれば問題はない。Amazonで売れているものであるなら、メルカリでも必ず売れる。
初心者にとってメルカリは最高の販売先であると考えるが、Amazon、ヤフオク!、ラクマもそれぞれの特性を活かせばむしろメルカリよりも良いマーケットになる。
慣れてくれば別のツールにトライしてみるのもよいだろう。目利きに自信がついてくれば、新品せどりにこだわることもなくなる。古物商の許可をとって事業を拡大するのも一つのチャレンジである。
せどりに慣れて、流れ作業部分について外注を検討する段階になればメルカリを卒業してAmazonのFBAの利用を考える段階である。焦らずひとつひとつステップを踏んでいこう。
PR